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[ オプション、及びリソース
| インストール
| FAQ
| 日本語への対応 (あるいは国際化?)
| Fig Format 3.2 ]
インストール
xfig のインストールの手順は、おおむね次のようになります。
詳細については README ファイルなどを参照して下さい。
また、日本語対応機能を有効とする方法については
日本語への対応 (あるいは国際化?)
も参照して下さい。
- xfig のソース (xfig.3.2.1.tar.gz) を入手して、展開します。
xfig のソースは、
www-epb.lbl.gov/xfig、
ftp.x.org
やその ミラー・サイト
の /contrib/applications/drawing_tools/xfig、
もしくは任意の CTAN マシン
(例えば ftp.tex.ac.uk) の
/pub/archive/graphics から入手することができます。
- 通常は、GhostScript も
インストールしておく必要があります。
GhostScript は、pbmraw、ppmraw、pcx256、jpeg、及び tiff24nc ドライバを
組み込んでコンパイルされている必要があります。
- 必要に応じて Imakefile を編集します。
- GIF サポート機能
を使用しない場合には、``#define USEGIF'' を
XCOMM ディレクティブを用いてコメント・アウト
(XCOMM #define USEGIF) します。
- JPEG サポート機能を使用しない場合には、``#define USEJPEG'' を
XCOMM ディレクティブを用いてコメント・アウトします。
JPEG サポート機能を使用する場合には
``#define USEJPEG'' がコメント・アウトされていないことを確認し、
また必要に応じて USEINSTALLEDJPEG、
JPEGLIBDIR などの設定を変更します。
この機能を使用するためには、
JPEG ライブラリ (Version 5b 以降のもの) が必要となります。
- XPM サポート機能を使用しない場合には、``#define USEXPM'' を
XCOMM ディレクティブを用いてコメント・アウトします。
XPM サポート機能を使用する場合には
``#define USEXPM'' がコメント・アウトされていないことを確認し、
また必要に応じて XPMLIBDIR などの設定を変更します。
この機能を使用するためには、
XPM3 パッケージ (Version 3.4c 以降のもの) が必要となります。
- Xaw3d (Three-D Athena Widget) ライブラリ
を使用する場合には、
``XAWLIB = -lXaw3d'' のコメント・アウトを解除します。
Xaw の代わりに Xaw3d を用いるとボタンなどの表示が立体的となります。
Xaw3d は、-DARROW_SCROLLBAR を指定せずに
コンパイルされていなければなりません。
- 小さいディスプレイ (例えば 800x600 程度の) を使っている場合には、
xfig のボタンを小さくしたいと思われるかも知れません。
もしそうであれば、``#define USESMALLICONS'' の
コメント・アウトを解除して下さい。
より詳細な情報は、README ファイルなどを参照して下さい。
- xmkmf を実行し、Makefile を生成します。
- make を実行し、xfig をコンパイルします。
- コンパイルが完了したならば make install を実行し、
作成したコマンドなどを所定のディレクトリにコピーします。
make install を行なわず、ファイルを手でコピーする場合には:
- xfig コマンド (実行可能ファイル) は、
コマンド検索パスに含まれているディレクトリにコピーする
- Fig.ad、及び Fig-color.ad を、
app-defaults ディレクトリに、
それぞれ Fig、及び Fig-color という名前でコピーする
- CompKeyDB は、
Imakefile の XFIGLIBDIR で指定されたディレクトリにコピーする
- make install.man を実行し、
マニュアル・ページを所定のディレクトリにコピーします。
transfig (fig2dev) のインストールの手順は、
おおむね次のようになります。
詳細については README ファイルなどを参照して下さい。
また、日本語対応機能を有効とする方法については
日本語への対応 (あるいは国際化?)
も参照して下さい。
- transfig のソース (transfig.3.2.1.tar.gz) を入手して、
展開します。
これは、xfig と同じサイトから入手することができます。
- 必要に応じて fig2dev/Imakefile、
及び fig2dev/dev/Imakefile を編集します。
- LaTeX での出力に際して NFSS2 フォントを使用しない場合には、
``DDNFSS = -DNFSS'' を
XCOMM ディレクティブを用いてコメント・アウトします。
また、LaTeX2e の epsfig マクロを使用しない場合には、
``DDEPSF = -DEPSF'' をコメント・アウトします。
おそらく、LaTeX2e のユーザーはこれらの双方を指定し、
また LaTeX 2.09 のユーザーはいずれも指定しないべきでしょう。
- JPEG サポート機能を使用しないならば、``#define USEJPEG'' を
XCOMM ディレクティブを用いてコメント・アウトします。
JPEG サポート機能を使用するならば、
``#define USEJPEG'' がコメント・アウトされていないことを確認し、
必要に応じて USEINSTALLEDJPEG、及び JPEGLIBDIR の定義を変更します。
この機能を使用するためには、
JPEG ライブラリ (Version 5b 以降のもの) が必要となります。
JPEG ライブラリが既にシステムにインストールされている場合には、
``#define USEINSTALLEDJPEG'' がコメント・アウトされていないことを確認します。
- XPM サポート機能を使用しない場合には、
``#define USEXPM'' をコメント・アウトします。
XPM サポート機能を使用する場合には
``#define USEXPM'' がコメント・アウトされていないことを確認し、
また必要に応じて XPMLIBDIR などの設定を変更します。
この機能を使用するためには、
XPM3 パッケージ (Version 3.4c 以降のもの) が必要となります。
- DBM ルーチンが独立したライブラリに含まれている場合には、
``DBMLIB = -lgdbm'' のコメント・アウトを解除します。
DBMLIB は、RedHat Linux においては -ldb、
Slackware Linux においては -lgdbm、
その他のいくつかの Linux においては -ldbm
に設定する必要があるかも知れません。
- システムが strcasecmp()、
及び/もしくは strncasecmp() をサポートしていないならば、
``HAVE_NO_STRCASECMP = -DHAVE_NO_STRCASECMP''、
及び/もしくは ``HAVE_NO_STRNCASECMP = -DHAVE_NO_STRNCASECMP''
のコメント・アウトを解除します。
- システムが strstr() をサポートしていないならば、
``#define NOSTRSTR'' のコメント・アウトを解除します。
- システムが strerror() をサポートしている
(sys_errlist をサポートしていない) ならば、
``NEED_STRERROR = -DNEED_STRERROR'' のコメント・アウトを解除します。
- Solaris 2 においては、
LOCAL_LIBRARIES に -lnsl を追加する必要があります。
また、HP-UX においては、
最適化のレベルを +O2 に下げることが必要となるかも知れません。
詳細は、README や Imakefile を参照して下さい。
- xmkmf を実行します。
- make Makefiles を実行します。
- make を実行し、
transfig、及び fig2dev をコンパイルします。
- コンパイルが完了したならば make install を実行し、
作成したコマンドなどを所定のディレクトリにコピーします。
- make install.man を実行し、
マニュアル・ページを所定のディレクトリにコピーします。
ライブラリ
ここでは、関連するアプリケーションのリストを示します。
Scientific Applications on Linux (SAL) からは、
Linux 用のアプリケーション
(その多くは、他の UNIX 互換プラットホーム上でも動作するかも知れない)
についての情報を得ることができます。
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